当センター職員・患者さんにおける、新型コロナウイルス感染症の発生について(第3報)
2月25日公表の「当センター職員・患者さんにおける、新型コロナウイルス感染症の発生」につきまして、対象を広げて行っていたPCR検査で、結果待ちだった職員1名の陰性が確認されましたのでご報告いたします。
今後は、当該病棟に入院している患者さん全員および、勤務している職員の健康観察を注意深く行ってまいります。
感染までの経緯
2月23日、当センター病棟に入院している患者さん1名が発熱したため、同日に当センターでPCR検査を行ったところ、新型コロナウイルスへの感染が判明しました。
さらに、同室の患者さんと関係する職員にPCR検査を行ったところ、新たに患者さん2名、職員3名の感染が確認されました。
(2月25日に第1報として報告済)
その後、PCR検査の対象を当該病棟に入院している患者さん全員および、勤務している職員に広げ検査を行ったところ、さらに職員4名の新型コロナウイルス陽性が確認されました。
(2月28日に第2報として報告済)
職員1名は、外部機関でPCR検査を行っていたため報告を待っていましたが、3月1日に陰性の報告がありました。
3月1日現在、本件における新型コロナウイルスの陽性者は、職員7名、患者さん3名の合計10名となっています。
病棟内での感染対策
当センターでは職員全員、病棟内での勤務においてサージカルマスク、アイシールドを着用し、患者さんへの対応ごとに手指消毒を行っています。
なお、当該職員および、患者さんの関係する施設・設備につきましては、すべて消毒作業が完了しております。
感染者の症状と現状
これまでに新型コロナウイルスへの感染が判明した職員、患者さんは全員が無症状または、軽症です。
診療体制について
当該病棟については、新規入院などを中止しております。
その他の病棟および、外来診療につきましては、診療業務を制限せずに継続しております。
引き続き感染拡大防止に努めるとともに、職員全員に感染対策の徹底を図ってまいります。