【当センター通院中の皆さまへ】「子どもリエゾン室」の診療を始めました
国立成育医療研究センターは「子どもリエゾン室」を開設致しました。リエゾンとは、フランス語で「橋渡し」や「つなぐ」という意味があります。「子どもリエゾン室」はその名の通り、慢性疾病のあるお子さんとそのご家族が安心してさまざまなサポートを受けられることを目的に、医師やソーシャルワーカー、心理士などの専門的な知識をもった医療従事者が、皆さんと教育機関・福祉機関・地域とを「つなぐ」お手伝をする場所です。また、地域全体で病気のあるお子さんとご家族を支援する体制づくりを目指し、病気のあるお子さんやそのご家族のアドボカシー(権利擁護)に関する情報発信も行います
対象
当センターを現在も受診中で器質性慢性疾患(長期間にわたったて治療が必要な身体の病気)をもつ、18歳未満の患者さんとそのご家族
相談内容
- 子どもの発達
- 子どもの情緒や適応
- 育児
- 疾病受容(病気の受け止め、理解など)
- 教育・福祉機関との情報共有
- 就学や就職などに関する相談
相談の具体例
- 「子どもの発達や様子が気になる」
- 「園や学校に、病気のことをどう伝えたらいい?」
- 「園や学校での理解と支援が得られるように連携してほしい」
- 「子どもの将来が心配」
- 「子どもに、病気や治療のことについて説明をしたい」