当センター職員・患者さんにおける、新型コロナウイルス感染症の発生について(第1報)
当センター病棟に勤務する職員3名、患者さん3名が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので、ご報告いたします。
なお、本件については、すでに保健所に報告しており、保健所の指導のもと対応しております。今後も感染対策を徹底し感染拡大防止に努めてまいります。皆さまにはご心配をおかけいたしますが、ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。
今後、新たな情報が分かりましたら、このホームページにてご報告させていただきます。
感染判明までの経緯
4月16日、職員が発熱、咽頭痛を訴えたためPCR検査を行ったところ、新型コロナウイルスへの感染が判明しました。さらに、関係する患者さんや職員にPCR検査を行ったところ、新たに患者さん3名、職員2名の感染が確認されました。
病棟内での感染対策
当センターでは職員全員に、病棟内での勤務においてサージカルマスク、アイシールドを着用させ、患者さんへの対応ごとに手指消毒を行っています。
また、当該職員および、患者さんの関係する施設・設備につきましては、すべて消毒作業が完了しております。
感染者の症状と現状
今回新型コロナウイルスへの感染が判明した職員、患者さんは全員が無症状または、軽症です。
- 職員3名は、全員が自宅待機中です。
- 患者さん3名については、新型コロナウイルス陽性者として隔離しております。
診療体制について
当該病棟、その他の病棟は通常通りの診療体制とし、外来診療につきましては、診療業務を制限せずに継続しております。
引き続き感染拡大防止に努めるとともに、職員全員に感染対策の徹底を図ってまいりますので、皆さまのご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。
国立成育医療研究センター
病院長 笠原群生