第3回成育ママホームカミングデイ開催のご報告
当日は50人を超えるお母さん、お父さんにオンラインでご参加いただき、「1歳のお誕生日を迎え、育児疲れがピークに来ていたので、こどもや自分の健康などを顧みる良い機会になった。」 などの声をお寄せいただきました。
当センターでは、これからも、子育て中のご家族をサポートする試みを続けてまいります。ぜひ、ご期待ください。
講演➀「父親の育休と育児参加」
政策科学研究部・竹原健二部長の動画は非公開のため、下記講演内容の要点をご覧ください。
要点
- 父親の育児は様々な母子保健・社会的な課題を解決策の一つになり得ます。一方で、育児のやり方・負担によって生じる新たな健康リスクもあることを知っておきましょう。
- 親には家事・育児と仕事の両方の負担がかかっています。それらの負担は家庭・職場で縦割りで判断されがちであることに注意が必要です。
- 家事・育児のイメージは人によって異なるので、夫婦間で認識のすり合わせを行うことが大切です。
- 「男性育休を取得すること」は本質ではありません。家族が大変な時に助け合えているかどうか、それを考えてみましょう。
- 育児について考える際、幼少期だけでなく、こどもが大人になっていく未来を家族で想像してみませんか?
講演➁「子どもと親のコロナ後遺症」
総合診療科・飯島弘之先生
講演➂「新生児期の子育てと母乳育児」
柴田優花 国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 新生児科 医員
講演➃「お母さん・お父さんのためのエクササイズ」
野村由実 千葉工業大学 創造工学部 助教
講演➄「お母さんのためのこころとからだの健康講座」
金子佳代子 国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 母性内科 診療部長