【国際貢献】整形外科海外診療支援のご報告
2024年5月14日-17日に小児の四肢先天異常疾患に対し診療支援を行っているベトナム・ホーチミン市、Hospital for Traumatology and Orthopaedics, City Children's Hospitalを訪問し、小児の手外科に関連する手術支援、指導を行ってきました。とくに今回は当診療科が積極的におこなっている重症母指形成不全の母指温存治療を中心に訪問前から現地医師との綿密な計画のもと遂行することができました。
これらの病院の訪問の後、5月17日-18日に同市で開催されたベトナム小児整形外科学会にて招待講演を行い、小児の肘周辺骨折の特徴と母指多指症における手術手技とその長期経過について発表し、ベトナム全域ならびに香港、インド、台湾から招待講演として参加した小児整形外科の医師と有意義な情報交換を行うことができました。
またそれに引き続き2024年6月6日-8日にフィリピン・ケソン市、National Children's Hospital, East Avenue Medical Centerを訪問し、同様に講演とライブ手術を行い、現地の医師に実際に指導し、交流を深めてきました。
整形外科では現在アジア、ヨーロッパを中心に多くの国々から臨床留学の受け入れを積極的に行っており、当診療科の診療に興味のある海外の医師に外来診療、手術に参加し、研鑽を積んでもらっています。同時にこのような開発途上国への医療支援を通じて今後も情報提供を継続していく予定です。
これらの病院の訪問の後、5月17日-18日に同市で開催されたベトナム小児整形外科学会にて招待講演を行い、小児の肘周辺骨折の特徴と母指多指症における手術手技とその長期経過について発表し、ベトナム全域ならびに香港、インド、台湾から招待講演として参加した小児整形外科の医師と有意義な情報交換を行うことができました。
またそれに引き続き2024年6月6日-8日にフィリピン・ケソン市、National Children's Hospital, East Avenue Medical Centerを訪問し、同様に講演とライブ手術を行い、現地の医師に実際に指導し、交流を深めてきました。
整形外科では現在アジア、ヨーロッパを中心に多くの国々から臨床留学の受け入れを積極的に行っており、当診療科の診療に興味のある海外の医師に外来診療、手術に参加し、研鑽を積んでもらっています。同時にこのような開発途上国への医療支援を通じて今後も情報提供を継続していく予定です。
小児外科系専門診療部 整形外科 診療部長 高木岳彦