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【女性の健康】NIH視察のご報告

2024年7月10日から11日にかけて、小宮ひろみ(女性の健康NC設立準備室室長)、森崎菜穂(社会医学研究部部長)、松原圭子(ダイバーシティ研究室室長)の3名が、今後新設される女性の健康ナショナルセンター(仮称)の設立に向けた情報収集および意見交換を目的として、アメリカの国立衛生研究所(NIH)内の女性の健康研究局 (ORWH) とユーニス・ケネディ・シュライバー国立小児保健発育研究所(NICHD)を視察しました。

ORWHでは、革新的な研究方法やデータサイエンスの実践、女性科学者のキャリア開発支援、性差の研究推進などに関する取り組みや組織体制について、ジャニン・クレイトン局長、ビクトリア・シャンムガム先生、レジーナ・A・ダウサード先生、サミア・ナリッシュ先生、エリザベス・バー先生、キーレーン・ハンター先生から説明を受けたのち、意見交換を行いました。
ORWH関係者
NICHDでは、機関内、機関外で実施されている臨床研究プロジェクトについて説明を受け、特に思春期の骨の研究や卵巣組織の凍結保存についての研究動向を学びました。アリソン・チェルニック先生、キャサリン・ゴードン先生、ベロニカ・ゴメス-ロボ先生、ヴェスナ・クトレシッチ先生、ジェネル・ウォーカー先生、キャンディス・ティンゲン先生との交流を通じて、NICHDの戦略計画や研究資金配分のありかたについて理解を深めました。
ゴードン先生とゴメス-ロボ先生よりNICHDの沿革につき説明を受ける小宮室長と森崎部長NICHDの研究者との意見交換NICHD関係者
わたしたちは、視察を通じて得られた知見を基に、女性の健康NC(仮称)の設立に向けた具体的な戦略計画の立案を進めていきます。また、NIHなどの医療・研究機関との連携を強化し、女性健康課題解決のための臨床・研究のさらなる推進に努めます。

女性の健康ナショナルセンター設立準備室室長 理事長特任補佐 小宮ひろみ

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