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国立シンガポール大学病院での小児生体肝移植

臓器移植センター
笠原 群生

2014年9月19日から21日までシンガポールの国立シンガポール大学病院で小児生体肝移植手術に参加して参りました。シンガポール大学病院は国内で最大の病院で、ベット数1200・手術室30・外科系集中治療室20床の大病院です。生体肝移植の歴史も古く、日本とそう変わらない1990年に小児外科医のPrabhakaran教授が開始し、現在まで25年間で100例の生体肝移植を行っています。今年は肝移植開始25周年で患者さんご家族を招いてパーティーを開催するそうです。今回の生体肝移植は胆道閉鎖症1歳のお子さんで、多脾症・十二指腸前門脈・肝部下大静脈欠損・腸回転異常症など合併しており大変難しい手術でした。当センターに留学していたDale Lo助教授らと協力し、無事に肝移植手術を終えることができました。 9月下旬のシンガポールは気温30度以上と大変暑いのですが、19日からF1グランプリが開催されており、町中が活気に満ち溢れていました。大変なお子さんの手術をお手伝いできるのは少なからず意義のあることと信じ、今後も謙虚に医療協力を行ってゆきたいと考えております。

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本件に関する取材連絡先

国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室

03-3416-0181(代表)

koho@ncchd.go.jp

月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時


※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。

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