国際小児がんコーホートコンソーシアム(I4C) ワークショップ参加報告
エコチル調査メディカルサポートセンター
2014年11月17日~18日にフランス・リオンにある国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer:IARC)にて、国際小児がんコーホートコンソーシアム(International Childhood Cancer Cohort Consortium:I4C)ワークショップが行われ、メディカルサポートセンターより寺島慶太、目澤秀俊の2名が参加しました。
I4Cは「小児がん」の発生に焦点をあて、世界各地の出生コーホート研究の連携・協調をはかることを目的に結成されました。今回で7回目のワークショップの開催となります。
日本のエコチル調査のように調査進行中の国と20世紀後半にすでに調査を終えている国が集まり、新旧コーホート研究をどのように協調していくか、新しいコーホート研究は何を共有していくべきかなど、活発な議論が交わされました。
エコチル調査においても2014年から小児がんの調査がスタートしました。国内の小児がんの発生と環境物質との関連を解明すると同時に、将来的に海外の研究データと協調させることで、エコチル調査自体の意義が益々深まることを再確認いたしました。
- 本件に関する取材連絡先
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国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
03-3416-0181(代表)
koho@ncchd.go.jp
月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時
※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。