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韓国ソウル Asan Medical Center 肝移植20周年記念講演会

臓器移植センター
笠原群生

2014年12月12日~14日まで韓国ソウルのAsan Medical Center(AMC)で講義をしてまいりました。AMCは年間肝切除1000例、肝移植症例350例実施している、世界最大の肝胆膵・移植外科施設です。一昨年の我が国の肝移植症例数が447例ですので、1施設で大変な症例数の肝移植を実施しています。12日にも小児脳死肝移植と生体肝移植が実施されていました。しかし小児肝移植症例数はまだ年間30例程度と少なく、移植適応・手術方法など改善すべき点も多い様子です。 今回はSG Lee病院長と国立成育医療研究センターに短期留学していた小児消化器肝臓内科医のSH Oh先生に招かれ、AMCでの肝移植20周年記念講演会で講義をしてきました。韓国では代謝性肝疾患に対する肝移植症例数が少ないため、日本の代謝性肝疾患に対する肝移植成績を発表しました。また国立成育医療研究センターで積極的に実施している新生児に対する肝移植方法について議論してまいりました。これからもお隣韓国の先生方と、緊密な連携をとり移植医療を発展させていこうと思います。

Asan Medical Centerの小児科・肝移植チームとの画像
Asan Medical Centerの小児科・肝移植チームと

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koho@ncchd.go.jp

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