エジプト国立肝臓病センターで肝臓手術支援
臓器移植センター
笠原群生
2015年8月28日~31日までエジプト国立肝臓病センター(Menofiya)に生体肝移植支援
に参加してまいりました。近年、イスラム国・ムスリム同胞団によるテロがカイロ市内で散発的に発生しておりましたが、エジプト軍が制圧した様子でした。
国立肝臓病センターの肝移植には2002年から支援を行っており、今年で13年になります。今回は2日間で、生体肝移植2件(ともに胆道閉鎖症)、再発肝芽腫切除を行って参りました。前回移植した患者さんも大変元気で、非常に充実した3日間でした。エジプトでは新スエズ運河建設・ナイル河地域の開発が急ピッチで行われており、非常に活気に満ちている印象を持ちました。時間が許す限り、中東での移植支援も行って参りたいと思います。
図1.国立肝臓病センターチームと
図2.国立肝臓病センターの宿舎中庭
- 本件に関する取材連絡先
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国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
03-3416-0181(代表)
koho@ncchd.go.jp
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※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。