国立成育医療研究センターでの肝移植10年を迎えて
臓器移植センター
笠原群生
2015年11月18日国立成育医療研究センターで肝移植プログラム開始10年になります。開始当初はよちよち歩きでしたが、2015年度の肝移植数70例と国内最多で、小児肝移植施設としては症例数・成績とも世界一の施設になりました。これも患者さんご家族・病院/研究所スタッフの温かい支援によるものと大変感謝しております。
臓器移植が必要な患者さんのために、プログラム開始から新しい移植医療・外科治療に挑戦してまいりました。肝腎移植・脳死移植・分割肝移植・新生児に対する肝移植・肝細胞移植・腹腔鏡手術、進行肝芽腫に対する外科的治療・門脈血栓症に対する治療戦略等です。
かつては治療が困難であった患者さんの少しでも力になれるよう、臓器移植センター・成育医療研究センターは一丸となって病気と闘ってまいります。
今後とも移植医療、成育医療に温かいご支援をいただければ幸いに存じます。
- 本件に関する取材連絡先
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国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
03-3416-0181(代表)
koho@ncchd.go.jp
月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時
※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。