国際肝移植学会中国支部講演会に参加して
臓器移植センター
笠原群生
2015年11月21~25日まで国際肝移植学会中国支部講演会(成都)、北京Friendship病院講義、上海Renji病院講義・移植手術指導を行って参りました。中国は急速に脳死臓器移植がすすんでおり、非常に早く世界の肝移植知見に追いつきつつあります。肝移植に関わる外科医数も非常に多く、年間4000例(日本の約10倍)の肝移植症例を行っています。上海Renji病院では年間200例の小児肝移植を実施しています。小児臓器提供も行われており、心停止後の臓器提供が多いとのことでした。
駆け足の学会講義・施設指導でしたが、英国留学時代の恩師にも会え、大変有意義な会議でした。
写真1.上海交通大学Renji病院で中国語の紹介。英国Kings CollegeのNigel Heaton教授と。
写真2.上海交通大学Renji病院で手術指導
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