ジャカルタ大学での肝移植支援
臓器移植センター
笠原群生
ジャカルタ大学の生体肝移植支援に11月27日~12月2日まで参加して参りました。成人生体肝移植1例、小児生体肝移植2例でした。インドネシアは乳児黄疸の診断が技術的に困難で、葛西手術が手遅れな胆道閉鎖症のお子さんが多数いらっしゃいます。病気のお子さんが来院する時期が遅く、大変重症になってからでないと病院を受診しないそうです。そのぶん重症度が高く手術が困難な患者さんが増えてまいります。インドネシアの子供たちが安全に臓器移植を受けられるよう、国際医療協力を行ってまいりたいと思います。
ジャカルタ大学での移植手術風景
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