国際小児消化器・肝臓・移植・栄養学会参加報告
臓器移植センター
笠原群生
2016年2月11日~13日までインド北部ジャイプールで行われた国際小児消化器・肝臓・移植・栄養学会に移植外科重田先生と参加してまいりました。ジャイプールはデリーから南西約260kmに位置し、ラージャスターン州の州都で、建物がピンク色に彩られているためピンクシティーという別名があります。私立Nims大学の講堂で学会が開催され、参加20か国と大変国際色の強い学会でした。国立成育医療研究センターからは笠原が「日本の乳児肝移植手術術式について」、重田先生が成育医療研究センターにおける「家族性肝内胆汁うっ滞症に対する生体肝移植」を発表しました。学会にはラージャスターン州知事・厚生労働大臣など多くの政治家も参加しておりました。また新生児へのワクチン接種・抗生物質の不正使用報告などTomar会長の幅広い啓発活動に感銘を受けました。現在、生体肝移植プログラムを準備中だとのこと、移植センターでもプログラム立ち上げに協力してまいりたいと思います。
写真1.レセプションでのラクダ大行進
写真2.学会賞をいただいた重田先生発表
写真3.インド移植功労賞もいただきました
- 本件に関する取材連絡先
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