国際移植学会・リーダー会議参加報告
臓器移植センター
笠原群生
2016年3月1日バンコクで行われた国際移植学会・リーダー会議に参加してまいりました。米国・タイ・香港・台湾・韓国・シンガポール・日本から腎臓・肝臓・心臓移植の最新の臨床研究が発表されました。「日本における臓器提供システム」について発表してまいりました。依然アジア各国では生体ドナー移植が中心ですが、韓国・香港・台湾では脳死臓器提供が年々増加傾向にあります。世界で実施されている脳死移植がなぜ日本ですすまないのか、各国代表から貴重な意見をいただきました。非常に稀ですが生体ドナー手術後の合併症の報告もあります。日本でも臓器提供システムが稼働するよう、尽力してまいりたいと思います。
写真1.学会場はチャオプラヤ川辺のホテルで行われました。
写真2.香港大学の移植チームと
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