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第22回 国際肝移植学会ソウル参加報告

臓器移植センター
笠原群生


2016年5月3日~7日までソウルで開催された第22回国際肝移植学会に成育移植チームの重田先生、佐々木先生、馬場先生、当センターに留学していたジャカルタ大学のHeni先生と参加してまいりました。参加者1500名の肝移植では最大の国際学会で、今年で22回目の開催になります。3日にソウル大学(成人生体肝移植・腹腔鏡ドナー手術)・アサン医科大学(2名のドナー肝臓を移植するDual Liver Transplantation)のLive demonstrationが実施されました。当センターの肝動脈吻合方法、移植肝臓の適切な選択方法を発表し、世界中の肝移植外科医と有意義な議論ができました。4日からは手術手技・術後管理・麻酔管理・感染症管理・免疫抑制剤管理が話し合われました。当センターからは移植手術後の早期人工呼吸器離脱(馬場医師)、代謝性疾患に対する肝移植成績、生体ドミノ肝移植の手術術式(佐々木医師)、下大静脈狭窄時の静脈再建術式(重田医師)について発表しました。

世界各国で肝移植症例数は増加傾向にあります。唯一わが国は減少傾向にありますが、肝移植で救命できる患者さんのために、更に質の高い移植医療を提供できるよう学んでいかなければなりません。


写真:3日の教育講演で演者、司会をいただいたアサン医科大学学長、広州大学病院長と
2016_0509.jpgの画像

本件に関する取材連絡先

国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室

03-3416-0181(代表)

koho@ncchd.go.jp

月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時


※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。

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