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中東・東南アジアでの生体肝移植協力

臓器移植センター
笠原群生


7月30日~8月2日 エジプト国立肝臓病センター、8月6日 シンガポール大学、8月10日~12日 インドネシア大学で生体肝移植手術支援に参加してまいりました。中東・東南アジアのイスラム圏では宗教上の理由から脳死臓器移植が困難で、小児末期肝不全患者さんの救命に生体肝移植が不可欠です。わが国で発展し当センターで積極的に実施している生体肝移植医療が、このような国々で必要とされています。当センターの生体肝移植プログラムは世界最多の症例数・その成績も大変良好なことから、高度技能・周術期管理を学ぶため各国から臨床研修医が実習に来日しています。研修医の先生方が帰国したのち、安全に移植医療が発展し、多くの子供たちが移植医療によって救命されるよう、今後も成育医療研究センターで国際貢献を推進してまいりたいと考えております。

写真1.エジプト国立肝臓病センターで前回エジプト訪問時に肝移植を実施し、お元気になられた患者さんと
20160812-1 写真1.の画像

写真2.インドネシア大学で生体肝移植プログラム成功記念式典
20160812-2 写真2.の画像

本件に関する取材連絡先

国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室

03-3416-0181(代表)

koho@ncchd.go.jp

月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時


※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。

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