インドネシア大学生体肝移植技術指導
臓器移植センター
笠原群生
12月19~20日ジャカルタにあるインドネシア大学で生体肝移植の技術指導を行ってきました。インドネシアで一番大きな病院なのですが、国土が多くの島でできているため、病院へのアクセスが悪く、状態の悪いお子さんが多いことが問題です。今回も胆道閉鎖症で発見が遅れ葛西手術ができない患者さんの生体肝移植を2例実施して参りました。1年前から技術指導を開始し、すでに22例の肝移植を実施しその成績も大変良好です。今後は患者さんの集約化をさらに進めることが肝要だと思います。今後も国際協力を続けて参りたいと思います。
写真1.2例目の胆道閉鎖症のお子さんと
写真2.ジャカルタの肝移植チームと
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