天津大学生体肝移植手術指導
臓器移植センター長・副院長
笠原群生
12月22日~23日中国天津大学で生体肝移植手術指導を行ってきました。天津大学は上海・北京大学と並ぶ中国最大の肝移植施設で、年間約600例の肝移植を実施しています。病院も大変大きく、2000病床・10000人の外来患者さんが毎日受診されるそうです。
今回は我が国で開発された小さな赤ちゃんを救命することができる移植肝臓を小さくする手術指導を行ってきました。患者さんの手術は無事終了し、お元気にされていることを確認して翌日帰国しました。今後も日本の高い肝移植の技術を広く世界に伝えてまいりたいと思います。
写真:6kgの胆道閉鎖症のお子さんに対する減量外側区域を使用した生体肝移植手術指導
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