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第26回アジア肝臓学会参加報告(上海)

臓器移植センター
笠原群生


2月18日~19日まで上海で開催された第26回アジア肝臓学会で、当センターで実施している乳幼児に対する生体肝移植の手術術式について講義してまいりました。2001年にAPECが開催された上海浦東地区にある美しい会議場で、各国首脳がChina服で写真撮影をした場所を覚えている方も多いかと存じます。参加人数7000人と大変盛会で、アジアにおける慢性肝炎・肝がんの診断・治療方法が議論されていました。中国はB型・C型肝炎が多く、肝切除が困難な患者さんが多いため生体肝移植も盛んに行われています。小児肝移植も盛んに行われており、症例数は上海大学だけで昨年238例だそうです。中国は脳死・心停止後の臓器提供も多く、我が国も学ぶべき部分が多くありました。またアジア各国の旧友と再会でき、大変有意義な学会でした。


写真1.上海大学移植外科チームと会食
写真1の画像

写真2.成育医療研究センターにおける乳幼児生体肝移植の発表
写真2の画像

本件に関する取材連絡先

国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室

03-3416-0181(代表)

koho@ncchd.go.jp

月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時


※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。

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