国立成育医療研究センター, 富山県など『小児用医薬品の開発促進に係る連携協力に関する協定』について
国立成育医療研究センターは、小児用医薬品の開発を促進することにより、国民の保健衛生の向上に貢献するとともに、国立成育医療研究センターの一層の活性化に寄与することを目的として、富山県、富山県薬業連合会、富山大学、富山県立大学、富山県薬剤師会および富山県病院薬剤師会と連携協力に関する協定を締結します。
プレスリリースのポイント
- 小児医薬品開発が様々な理由から遅々として進まない現状を解決するための方策の一つとして、産学官の協定を締結することで、医療現場と産業界が身近な存在となり、ニーズの把握、理解がし易くなることを目標としています。
- 国立成育医療研究センターでは平成27年に小児用製剤製造施設を設置し、平成28年から医師主導治験を開始しています。
- これまでに、富山県の企業と小児用医薬品の共同研究を実施しています。今回の協定締結によってさらに今後、具体的な研究開発が開始されることを想定しています。
【協定締結式】
日時 平成29年3月28日(火曜日)10時30分~11時30分(受付開始10時)場所 富山県民会館8階バンケットホール
協定締結者
富山県知事 | 石井 隆一 |
国立研究開発法人国立成育医療研究センター理事長 | 五十嵐 隆 |
一般社団法人富山県薬業連合会会長 |
中井 敏郎 |
国立大学法人富山大学学長 |
遠藤 俊郎 |
(代理 国立大学法人富山大学薬学部長 | 細谷 健一) |
公立大学法人富山県立大学学長 |
石塚 勝 |
公益社団法人富山県薬剤師会会長 |
西尾 公秀 |
富山県病院薬剤師会会長 | 北澤 英徳 |
来賓(予定)
厚生労働省大臣官房審議官 (医政、精神保健医療、災害対策、医療品等産業振興担) |
椎名茂樹 |
厚生労働省大臣官房審議官(医薬担当) |
森 和彦 |
富山県議会議長、富山県議会厚生環境委員会委員長 |
プログラム
- 締結者挨拶
- 来賓祝辞
- 連携協定の概要説明
- 協定書署名
- 記念撮影
【小児用医薬品の開発に関するシンポジウム】
日時 平成29年3月28日(火曜日)13時30分~16時30分(受付開始13時)場所 富山県民会館304号室
プログラム
- 開会(13時30分)
- 連携協定の概要説明(13時35分~13時45分)
- 基調講演(13時45分~14時15分) 座長:前田彰久(富山県厚生部次長)
- 『小児用医薬品の開発について』
椎名茂樹 厚生労働省大臣官房審議官
(医政、精神保健医療、災害対策、医療品等産業振興担) - 各締結機関における取組みについて(14時30分~16時30分)
座長:坂西 義史(富山県厚生部くすり政策課長)国立成育医療研究センター 石川洋一 薬剤部長 富山県薬事研究所 柚木悦子 次長 富山県化学工業株式会社
兼 富士フィルム株式会社角田佐保枝 研究マネージャー 富山大学 大学院理工学部研究部 篠原寛明 教授 中村真人 教授
富山県立大学 工学部中島範行 教授 西尾薬局上飯野店 鶴沢幸治 薬剤師 富山赤十字病院薬剤部 奥野 真里絵 薬剤師 - 閉会(16時30分)
<締結式・シンポジウムに関する連絡先>
担当:振興開発班 仁木、梶電話:(直通)076-444-3236 (内線)3576
- 本件に関する取材連絡先
-
国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
03-3416-0181(代表)
koho@ncchd.go.jp
月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時
※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。