エジプト国立肝臓病センター小児肝移植手術指導
臓器移植センター長・副院長
笠原群生
2017年12月28-29日までエジプト国立肝臓病センターで小児肝移植手術指導を行ってきました。2002年から技術指導を行っている病院で、現在まで300例の肝移植症例を実施しています。イスラム暦ではお正月も普段と変わらず仕事をしますので、毎年カイロで年越しをしています。15年前にレジデントだった外科医たちが成長し、自分自身も大変勇気づけられました。今回は代表的な胆汁鬱滞性疾患である家族性肝内胆汁鬱滞症、Crigler-Najjar病のお子さん2名に肝移植を実施してきました。
今年も時間の許す限り、アラブ諸国での生体肝移植普及に尽力して参りたいと思います。
写真1:患者さんと
写真2:ドナー手術指導
- 本件に関する取材連絡先
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国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
03-3416-0181(代表)
koho@ncchd.go.jp
月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時
※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。