緊急時(災害・事故などの発生時)のための成育医療情報ポータル【2018年度版】を公開
この度、西日本を中心とした豪雨災害により亡くなられた方へのご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
災害・事故などの発生時の支援のため、国立成育医療研究センターを初めとするナショナル・センターや学会、行政等が作成したマニュアルやパンフレットなど避難時の生活に役立つ情報・支援者が心得ておくべき情報を参考資料としてまとめました。
プレスリリースのポイント
- 国立成育医療研究センターは小児医療、生殖医療・胎児医療・周産期医療、そして母性・父性医療および関連・境界領域を包括する医療"成育医療"を推進するナショナル・センターです。この度、避難時の生活に役立つ情報・支援者が心得ておくべき成育医療情報を参考資料としてまとめました。ページ下部にはジャーナリズム・オン・デマンドの窓口("よりよい情報提供のためにあなたのリクエストを教えてください")を載せております。これらの他にも必要な情報があれば、ぜひリクエストをおくってくださいませ。
- 国立成育医療研究センターの子どもの心の診療ネットワーク事業では、災害により傷ついた子どもの心の支援を事業の柱の一つに掲げており、ケアに関する情報、資料を収集、作成しております。突然の災害の恐怖体験、家族や住み慣れた町、家が失われるという、思いがけない喪失体験は、子どもの心に大きな影響を及ぼし、災害直後から、数ヶ月、数年といった長いスパンでのケアが必要となります。つきましては、本事業にて作成いたしました冊子や情報を下記にご紹介いたしますので、ご自由にダウンロードの上、お子様のケアにご活用ください。
- 国立成育医療研究センターの妊娠と薬情報センターでは、授乳中の薬の影響(【安全に使用できると思われる薬】、【授乳中の治療に適さないと判断される薬】)の一覧表を作成しております。表の見方などについても詳しく解説しておりますので、是非ご参考ください。なお、この表にのっていないお薬が決して安全ではないということではありません。表にないお薬などに関してはお電話相談も承っておりますので、ホームページをご覧いただきお電話ください。体調を崩されて、治療を必要とされる妊婦さんや授乳婦さんも多いかと思います。妊娠と薬情報センターでも、微力ながら不安を抱えて日々過ごしておられる妊婦さん、授乳婦さんのサポートができればと考えております。
- 本件に関する取材連絡先
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国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
03-3416-0181(代表)
koho@ncchd.go.jp
月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時
※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。