米国テネシー州ナッシュビル Vandervilt 大学訪問
臓器移植センター長・副院長
笠原群生
2019年1月3日~5日まで米国テネシー州ナッシュビルにあるVandervilt大学訪問して参りました。
2012年当センターに見学に来た移植外科Karp Seth教授の招聘で、3日病院見学、4日肝臓内科・小児科・移植外科・研究所とそれぞれミーティング、5日Grand Roundで講義を行ってまいりました。Vandervilt大学は1873年創設されたアメリカ屈指の名門大学で、臓器移植でも大変有名な施設です。また先天性心疾患のBlalock Taussigシャントで有名なAlfred Blalock先生もVanderbilt大学でレジデントしていらっしゃったそうです。今回は日本の肝移植の現状、小児肝移植の困難な手術症例を発表して参りました。
音楽の街としても有名でテイラースウィフトさんなど著名な音楽家も多く輩出しています。小児病院内にはラジオスタジオが寄付されており、入院中の子供達によるラジオ番組が放送されていました。脳死臓器提供が十分でないため、今後生体肝移植プログラム立ち上げを考えているそうです。今後も可能な限り協力して参りたいと思います。
写真1:大学に寄贈された病院内ラジオ局
写真2:Karp Seth移植外科教授らと
- 本件に関する取材連絡先
-
国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室
03-3416-0181(代表)
koho@ncchd.go.jp
月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時
※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。