合成抗菌剤「バクタミニ®配合錠」製造販売承認取得について
シオノギファーマ株式会社(本社:大阪府摂津市、代表取締役社長 久米 龍一、以下「シオノギファーマ」)と国立研究開発法人 国立成育医療研究センター(所在地: 東京都世田谷区、理事長 五十嵐 隆 、以下「国立成育医療研究センター」)は、合成抗菌剤「バクタミニR配合錠」(一般名:スルファメトキサゾール・トリメトプリム製剤、以下「本剤」)の製造販売承認をシオノギファーマが8月16日に取得しましたので、お知らせいたします。
バクタR配合錠は、「一般感染症」、「ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制」を適応とする合成抗菌剤です。これまでのバクタR配合錠の直径は11mmという大きさと原薬の苦みのために、小児や高齢の患者さまが服薬に抵抗を示される課題がありました。
本剤は、服薬コンプライアンスの向上を目的に1錠の直径を6mmに小型化し、また苦みの軽減を目的として甘味剤を添加した錠剤で、シオノギファーマ、国立成育医療研究センター、塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功)の3者によって開発されました。患者さまが本剤を4錠服用することで従来の1錠分に相当します。
シオノギファーマと国立成育医療研究センターは、本剤を通じて小児の患者さまや高齢の患者さまのバクタR配合錠の服薬への抵抗感を減らし、適応とする疾患の適切な治療に貢献してまいります。なお、本剤は薬価基準収載後、シオノギファーマが速やかに発売する予定です。
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