総合診療部　在宅診療科　診療部長

総合診療部　在宅診療科診療部長（任期：５年、再任あり）

在宅診療科は、どのような病態の患者であっても、一人一人の患者と家族が、地域に戻って、生き生きとした毎日の生活を安心して送れるよう、地域の医療と連携した医療の提供を目指しています。

院内業務としては、外来で、在宅人工呼吸管理を中心とした医療的ケア児の診療を行うことに加え、「もみじの家」の利用希望者の方の利用前の診察を行っています。入院中の重症患者に対しても、退院時に医療的ケアを導入して円滑に在宅生活が送れるよう、治療方針を話し合う定期的な話し合いや、病棟回診に参加して病状を把握しています。その結果、将来的に在宅医療を導入することを念頭に、専門診療科の先生方が高度医療を展開できるような環境を整えています。

院外のネットワークの構築として、地域で開業されている先生方に向けた勉強会の開催や、在宅診療医との共同診療や在宅療養後方支援病院登録などを行っています。医療的ケア児の多くが、移行期を経て成人となっても医療的ケアを必要としており、これらの医療的ケア者を、小児専門病院だけで支援することは難しい現状を踏まえ、高齢者在宅診療の先生方や、病院の成人診療科の先生方との連携も始めています。また、保育園や学校における医療的ケアの内容の検討や指導も行っています。

このたび当センター病院では在宅診療科診療部長１名を公募することになりました。

診療部長として、在宅診療科の診療・部下指導管理・教育・情報発信・研究を行う。

１）小児科専門医の資格又はそれと同等の資格を有すること
２）小児在宅医療に対し豊富な経験を持ち、十分な知識と指導力を有すること

３）関連する他診療部（科）の医師、看護師、メディカルスタッフなどと協調・連携して診療に当たる高い能力を有すること
４）医師、看護師、メディカルスタッフなどに対し、専門領域についての研究指導ならびに教育を行う強い意志とリーダーシップを有すること

令和７年４月１日（応相談）
任期付き５年、但し再任制度あり

１．履歴書（写真貼付、様式自由）

　　連絡先電話番号、ＦＡＸ番号、Ｅメールアドレスを記載してください。

２．業績目録

　　原著（査読のあるものに限る）、総説、著書、その他をそれぞれ英文、和文に分けてまとめてください。

　　学会発表については、国内学会は特別講演、シンポジウム・ワークショップ、一般講演など、国際学会も同様に分けてリストとしてまとめてください。

　　さらに、研究費取得状況についても記載してください。

３．代表的論文

　　５編（別刷またはコピー）

４．現在までの臨床経験と研究の概要と、国立成育医療研究センター在宅診療科における診療および研究活動への抱負（それぞれA4判用紙に12ポイントで１ページ程度）。

５．大学医学部の卒業証書のコピー又は卒業証明書

６．医師免許証のコピー

７．専門医証のコピー

８．学位記のコピー（取得している場合）

９．推薦状（理事長あて：様式自由）

令和７年２月２1日（金）必着

〒157-8535　東京都世田谷区大蔵2-10-1

　国立成育医療研究センター人事部人事課長　水谷 宛

　Tel：03-3416-0181　　Fax：03-3416-2222

　（Ｅメールアドレス：）　seiiku-saiyo@ncchd.go.jp

　注：書類送付の封筒には『在宅診療科診療部長　応募書類在中』と朱書きして、簡易書留、レターパック等にてお送りください。（院内の方は人事課へ持参も可）

なお、書類審査合格者には選考委員に対してプレゼンテーション及び質疑応答をお願いする予定です。

採用となった場合は、入職前に抗体価検査（結核、B型肝炎、麻疹、風疹、水痘、ムンプス）と入職日前３か月以内の健康診断の結果を提出してください。

応募書類等は個人情報に留意して処理し、返却はいたしません。予めご了承ください。