寄付金の使途 2018年度
寄付受入額
アイノカタチ基金 2100万円
研究基金 1600万円
もみじの家基金 7300万円
研究基金 1600万円
もみじの家基金 7300万円
寄付金の主な使途
小児がんの子どもたちが居心地よく治療できる無菌室の整備
無菌室は、白血病の患者さんなどの治療に欠かせないものです。当センターには、これまで2床しかありませんでしたが、皆さまのご寄付でさらに2床増設することができました。窓を内にも外にも大きく、また、これまで壁に設置されていた「超高性能フィルター」を天井に設置することで室内空間を広くし、子ども達が居心地よく孤独感を感じないようにしました。さらに、自動尿測定装置がついたトイレ、効果的な陽圧管理ができるように自動ドアを設置するなど最新設備を整えています。
無菌室を利用した子ども達の感想
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5歳の女の子
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6歳の男の子
1か月弱、無菌室を利用しました。窓から無菌室の外(病棟の様子)が見え、毎日病棟のお友達が手を振ってくれたり、挨拶をしに来てくれて、うれしかったです。ボランティアの方が窓の外から楽しませてくれたりもしました。シャワーとトイレが無菌室内にあるので、点滴をつけての移動が大変な時でも、すぐに行けて助かりました。
ドクターカー
当センターには、24 時間365日、全国の子どもたちが救急搬送されており、命の"最後の砦" として機能しています。ドクターカーは、他の施設から当センターに重症の患者さんが転院・搬送される際、車内での急変に対応する特別な装置を備えています。車両や内装機器の購入に、ご寄付を使わせていただきました。
無菌室には3~4週間いました。大きなテレビがあって、子ども向けのアニメなどが見られたので退屈しなくてよかったです。無菌室は、個室で広く、お母さんと二人でゆったり過ごせました。6歳になる前日に退院できることになったので、退院したら、お姉ちゃんと一緒に遊びたいです。幼稚園の友達と一緒に遊ぶのも楽しみにしています。