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スピーチバルブ、スピーチカニューレの違いは
- ①
- スピーチバルブについて
気管切開をしたまま声を出すための道具です。写真に挙げたようにいくつか種類があります。どの種類も息を吸う場合は空気が通りますが、吐く場合は空気が流れないような一方方向弁になっています。
- ②
- スピーチカニューレについて
スピーチカニューレ
通常の気管カニューレとは違い、写真のように気管内に留置される本体部分に空気孔と呼ばれる穴があります。スピーチバルブを装着することで、空気を吐く場合に、この空気孔を空気が通過します。これにより気管切開されていない場合と同様に、声門を空気が通過するので発声することができます。
空気孔がカニューレ本体の側面にある場合は、気管と接触することで肉芽が生じることがあります。肉芽が空気孔を埋めてしまうと、カニューレ交換の際に肉芽が引っかかってしまい出血することもあるので注意が必要です。