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プレコンノート
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Action3
検査やワクチンを受けよう!
「性感染症」が増えているって本当?
若い人の間で、性的接触を介して誰もが感染する「性感染症」が増えています。感染しても無症状であることが多く、治療に結びつかないケースが多く見られます。知らないあいだに他の人にうつす可能性があるため、セックスの際にはコンドームを使用して、感染を防ぎましょう。
また性感染症の中には、不妊の原因になったり、妊娠中にかかると赤ちゃんの健康に影響を与えるものがあります。思い当たることがある人は、婦人科・泌尿器科で相談して、しっかりと治療することが大切です。パートナー間で感染しあうピンポン感染を防ぐため、カップルは一緒に性感染症のチェックをしましょう。
全国の保健所では、無料で性感染症の相談をすることができます。
- 知っておきたい主な性感染症と症状
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性器クラミジア 男性は排尿痛や尿道から膿みが出ることがあります。女性は自覚症状がないために感染が長期化し、不妊の原因となることも 性器ヘルペス 外陰部の潰瘍や痛み 尖圭コンジローマ 先の尖ったイボ 梅毒 初期は性器のしこりなど 淋菌感染症 排尿痛や膿み
知っておきたい
主な性感染症と症状
性器クラミジア | 男性は排尿痛や尿道から膿みが出ることがあります。女性は自覚症状がないために感染が長期化し、不妊の原因となることも |
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性器ヘルペス | 外陰部の潰瘍や痛み |
尖圭コンジローマ | 先の尖ったイボ |
梅毒 | 初期は性器のしこりなど |
淋菌感染症 | 排尿痛や膿み |
風疹抗体価をチェックしよう
妊娠中にかかると、赤ちゃんに影響を与える恐れのある感染症があります。感染症から完全に身を守ることはできませんが、風疹、麻疹、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はワクチンを打つことで予防できます。
ただし妊娠中は接種できず、妊娠していなくても接種後2ヶ月は避妊が必要となります。母子手帳でワクチンの接種歴を確認して、必要であれば妊娠を考える前に接種しましょう。妊娠中、とくに妊娠20週までに風疹に感染すると、赤ちゃんが先天性風疹症候群を発症し、心臓の病気や白内障、難聴を患うリスクが高まります。
風疹は本人も気づかないうちにかかっていることがあるので、注意が必要です。女性だけでなくパートナーや家族もワクチンを接種して、妊婦さんに感染させない環境づくりが大切です。
特に、1979年4月1日以前に生まれた男性は一度も風疹ワクチンを打っていない可能性があります。まずは抗体価をチェックしましょう。
インフルエンザワクチンは妊娠中も接種できるので、重症化を防ぐために毎年打つようにしましょう。
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女性は20代から、
男性は30代からがん世代
女性は20代から子宮頸がんが増え、30代から乳がんが急増します。2年に1度の子宮頸がん検診と月1回の乳房のセルフチェックを行い、40歳からは乳がん検診も忘れずに。気になることがあれば、専門医を受診しましょう。
このほか、乳がんや卵巣がんの家族歴(祖母・母・姉妹)がある場合も専門医を受診しましょう。
男女ともに、40歳からは肺・大腸がんの、50歳からは胃がんの検診を受けましょう。
※ただし胃がんエックス線検査については当面の間、40歳以上のものを対象として年1回実施可
女性は20代から、
男性は30代からがん世代
女性は20代から子宮頸がんが増え、30代から乳がんが急増します。2年に1度の子宮頸がん検診と月1回の乳房のセルフチェックを行い、40歳からは乳がん検診も忘れずに。気になることがあれば、専門医を受診しましょう。
このほか、乳がんや卵巣がんの家族歴(祖母・母・姉妹)がある場合も専門医を受診しましょう。
男女ともに、40歳からは肺・大腸がんの、50歳からは胃がんの検診を受けましょう。
※ただし胃がんエックス線検査については当面の間、40歳以上のものを対象として年1回実施可
- がん罹患率
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人口10万対、全国推計値
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月1回乳房のセルフチェックをしよう
お風呂やシャワーのとき、石けんがついた手で触れると乳房の凹凸がよくわかります。
![]() | 4本の指を揃えて、指の腹と肋骨で乳房をはさむように触れ「の」の字を書くように指を動かします。しこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、脇の下から乳首までチェックします。 |
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![]() | 乳房や乳首をしぼるようにして、乳首から分泌物がでないかを調べます。 |
![]() | 腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪の変化、乳首のへこみ、湿疹がないかを確認します。また、腕を腰に当ててしこりやくぼみがないかも観察します。 |
![]() | 仰向けに寝て、背中の下に低めの枕などを入れます。乳房にしこりがないかを触って調べます。 |
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