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臨床研究コーディネーターについて
臨床研究コーディネーター(CRC:Clinical Research Coordinator)とは、治験や臨床研究に参加する患者の人権や安全性を守り、科学性、信頼性の高い治験を円滑に進められるように管理・調整する専門のスタッフのことで、シーアールシーとも呼ばれています。
国立成育医療研究センターでは薬剤師、看護師等のCRCが活動しており、治験を円滑に進めるため、治験全体の調整・サポートを行っています。
当センターでは、子どもの患者を対象にした治験が多いため、CRCは特に以下の点を心がけています。
- 患者の年齢や発達に応じて、わかりやすい文章や言葉で説明する。
- 病気、治療、生活、将来など全体を考えて、治験中の患者や保護者の方をサポートする。
- 患者や保護者の方の治験参加に伴う負担を、どうしたらできるだけ軽くできるか一緒に考える。
- 来院時に子どもや保護者の方とゆっくりお話しできるように配慮する。
- いつでも相談できる窓口となる。
CRCのお仕事
① 患者や保護者の方への治験の補足説明治験の方法やスケジュールなど、わかりやすく補足説明を行います。
② 診察、検査などの立ち会い
治験に参加中は医師の診察や検査、計測などCRCが立ち会い、受診がスムーズにいくようお手伝いします。
治験に参加中は医師の診察や検査、計測などCRCが立ち会い、受診がスムーズにいくようお手伝いします。
③ スケジュール調整
学校の行事や日常生活を考慮して、できるだけ子どもと保護者の方に負担の少ないスケジュールになるよう調整します。
学校の行事や日常生活を考慮して、できるだけ子どもと保護者の方に負担の少ないスケジュールになるよう調整します。
④ 患者のケア、相談窓口
治験に関連した心配事や子どもの様子など、いつでもCRCに相談できる体制を整えています。
治験に関連した心配事や子どもの様子など、いつでもCRCに相談できる体制を整えています。
⑤ 担当医師や製薬会社との調整
担当医師や製薬会社と、治験を実施する上で必要な調整を行います。
担当医師や製薬会社と、治験を実施する上で必要な調整を行います。
⑥ 関係各部署のスタッフに対する連絡、調整
院内の他職種のスタッフが協力して治験を行えるよう、調整をします。
院内の他職種のスタッフが協力して治験を行えるよう、調整をします。
⑦ 症例報告書の作成補助
治験で得られた結果やデータを製薬会社に報告する報告書の作成補助をします。
治験で得られた結果やデータを製薬会社に報告する報告書の作成補助をします。
⑧ 治験の啓発活動
小児の治験を広く知ってもらうため、院内にパンフレットを設置したり、院内のイベント時に治験の紹介コーナーを設けるなど、啓発活動を行っています。
小児の治験を広く知ってもらうため、院内にパンフレットを設置したり、院内のイベント時に治験の紹介コーナーを設けるなど、啓発活動を行っています。
日本の子どもたちに良い医薬品・医療機器が早く安心して使えるようになるため、次の世代により良い医薬品を残すため、がんばっています。