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先端医療開発室

研究室紹介

当研究室は、新規医療技術の開発により、医療のさらなる進歩と現状の問題解決に努めています。具体的に、以下の2つのテーマに取り組んでいます。
  1. 科学的・倫理的に適切な方法論に基づいた臨床研究による新規医療技術(先端医療)の開発
  2. 医学研究に必要なヒト由来研究資源のコレクション(ヒト組織バンク)の形成
当センターでは、重い肝臓疾患に対して肝臓移植(生体部分肝移植)が行われています。肝臓移植に替わる低侵襲治療法として期待されている治療が、肝細胞移植です。この新しい治療を確立するため動物実験(前臨床研究)を行い、臨床研究の方法を検討し、適切な手順書(プロトコール)を検討・作成しています。
病気の原因解明や治療法開発には患者からの試料を用いた研究が不可欠です。一方で、患者の医療環境や個人情報を守ることも忘れてはなりません。そのための仕組み作りに取り組んでいます。これまで、わが国唯一の公共的ヒト組織バンクであるヒューマンサイエンスヒト組織バンクに、扁桃リンパ球や手術摘出肝組織などを提供しました。これらの試料は医学研究に利用され、大いに役立っています。今後、さらに多くの試料を公平、公正な仕組みで研究者が使うことができるような仕組み作りに取り組んでいきます。

研究内容

現在取り組んでいる研究

  1. 医工薬学連携によるマージナルドナーに対応する新しい臓器保存方法の開発
  2. 肝移植手術摘出検体を用いた臨床研究
  3. 脳死分割肝移植の適応基準・手術手技の確立およびマージナルドナーにおける臓器保存法の改良

これまでに行った主な研究

  1. 創薬研究における人由来初代細胞および幹細胞の利用円滑化に向けた研究
  2. 先端医療の推進に関する研究
  3. ヒト肝細胞の分離保存研究及びそれを用いた細胞治療研究
  4. 人由来組織利用研究円滑化のための社会的・技術的インターフェースの整備
  5. 体内埋め込み型材料(生体親和性インプラント)審査ワーキンググループ
  6. タスクフォースによる先端医学と社会の調和のための基盤整備
  7. 先端医科学の認知に向けた社会的基盤調査

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