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第9回(緊急)倫理委員会

開催日時: 平成25年9月20日(金)11時~12時10分
開催場所: (独)国立成育医療研究センター4階会議室41・42
出席委員: 河原委員長、斎藤副委員長、磯部委員、五十子委員、宇都木委員、奥山(虎)委員、奥山(眞)委員、藤本委員、松井委員、松下委員、松原委員
審議課題数: 1件(承認1件)
受付番号723 メープルシロップ尿症患者の肝臓を用いたドミノ移植術(緊急審査)

受付番号723
メープルシロップ尿症患者の肝臓を用いたドミノ移植術(緊急審査)

申請者

笠原 群生

申請の概要

国外の肝臓移植専門施設において、国際的には広まりつつあるメープルシロップ尿症の肝臓を用いたドミノ移植を国内においても行うことを目的としている。メープルシロップ尿症患者(一次レシピエント)に対する肝移植を施行し、その際に摘出したメープルシロップ尿症患者の肝臓を、末期肝不全患者(二次レシピエント、メープルシロップ尿症以外)に移植する。

審議結果

本申請の緊急性、有用性及び必要性を認め、承認とする。 但し、以下の事項について修正すること。
  1. 当該患者が選ばれた理由について記載すること。
  2. P7:12.治療への同意と撤回権欄
    文中の"・・・いつでも同意を撤回することができ・・・"について撤回可能な時期を記載すること。
  3. P8:14.個人情報の保護・臨床成果の取扱い欄
    "本研究"→ <本治療>
  4. P21:説明書について
    当該患者に特化した記載にすること。
<要望>
  1. プライバシーについて
    公表に際しては、脳死臓器移植に準ずる配慮をすること。
  2. 移植後のモニタリングについて
    海外での症例数が少ないこと及び国内で初めての実施であること、乳幼児であること等を考慮し慎重に対処すること。
  3. 交流(ドナー、レシピエント)について
    交流の希望については、コーディネーターを通じて等、間接的な対応とすること。
  4. 本申請以外の移植症例について
    当面、倫理委員会の承認を得て行うこと。

判定

承認 (修正確認は委員長一任)

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