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CAR-T細胞療法(キムリア)の提供可能施設に認定されました
国立成育医療研究センターは白血病やリンパ腫の新たな治療薬である「CAR-T細胞療法(キムリア)」の提供可能施設として認定されました。
CAR-T細胞療法は「キメラ抗原受容体(CAR)」を導入して、がん細胞などを攻撃するように作り替えたT細胞を用いた治療です。患者さんからT細胞を採取して、急性リンパ性白血病などが持つ「CD19」というたんぱく質を標的としたCAR-T細胞を作成し、患者さんに戻すのがキムリアです。キムリアの準備には施設の高い品質管理や、投与後の合併症の管理が必要なことから、施設には様々な体制の整備が求められており、提供可能と認定された施設のみで使用が可能です。
国立成育医療研究センターでは、キムリアなどの遺伝子細胞治療の導入に向けて遺伝子細胞治療推進センターを整備しています。院内の各部門と連携して、小児専門病院の高度な総合力を生かしてより良い治療の提供を行っていきます。
<キムリアの適応>
- 再発・難治性のCD19陽性B細胞性急性リンパ芽球性白血病(25歳以下)
- 再発・難治性のCD19陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
キムリアの治療を目的とした受診につきましては、主治医にご相談いただき、医療機関を通じて当センターの医療連携室にご連絡をお願いいたします。(医療連携室では、患者さんおよびご家族からの直接のお問合せはお受けできませんのでご了承ください。)
キムリア提供可能施設
https://drs-net.novartis.co.jp/dr/products/product/kymriah/medical_institution/キムリアの治療を受けられる方とそのご家族へ(製薬会社提供サイト)
https://www.kymriah.jp/pt/医療連携室(直通)
03-5494-5486
月~金曜日(祝祭日を除く)8時30分〜16時30分