中央病理診断
概要
小児がん拠点病院等の整備に伴って、国立成育医療研究センターが2014年2月5日に小児がん中央機関に指定されたことを受け、病理診断支援、病理医の研修・育成を行っています。全国から年間約800例の小児がん症例を受け付け、それぞれの疾患を専門とする院内・院外の病理医が診断し、治療方針の決定、予後因子の探索などの研究にも貢献しています。
各種資料ダウンロード
血液腫瘍
- 病理中央診断依頼書
- 免疫学的診断依頼書
固形腫瘍
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症例登録のためのオンラインシステムが稼働しました。
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倫理申請関連書類
※小児固形腫瘍観察研究実施計画書最新版(第4.1版)はこちらからダウンロードしてください。 -
小児固形腫瘍検体提出の手引き
※手引き改訂版(第2.2版)に従って検体の提出をお願いいたします。 -
外科療法報告
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小児上衣腫に対する術後腫瘍残存程度と組織型によるリスク分類を用いた集学的治療第II相試験
よくあるご質問
- 小児固形腫瘍観察研究に検体を提出したいのですが、どうしたらよろしいですか。
- まず、小児固形腫瘍観察研究のオンラインシステムにご登録ください。ご登録が完了しましたら、検体送付票をご登録のうえ、小児固形腫瘍検体提出の手引きの最新版(第2.2版)に準拠のうえお送りください。
- 中央病理診断に必要なガラス標本は何枚ですか?
- 登録グループ(腫瘍の種類)によりガラス標本の枚数は異なりますので、小児固形腫瘍検体提出の手引きをご確認ください。基本的には、貴施設で作製したHE染色標本1セットと代表的な部位の未染色標本10枚です。JPLSGへ登録された場合は未染色標本20枚、JRSGに登録された場合は未染色標本15枚が必要です。
- 凍結検体はいつ送ればよいですか。
- 平日の午前中に到着するよう冷凍便で発送してください。土日、祝日は検体を受け取ることができませんので、施設にて-80℃で保管し、休日明けに発送してください。
- 凍結検体の送付先を教えてください。
- 登録グループにより提出先が異なりますので、小児固形腫瘍検体提出の手引きをご確認ください。JNBSGの凍結組織検体は、埼玉県立がんセンターへ、JPLTの正常組織検体は広島大学へお送りください。
- 検体と一緒に送る書類はありますか。
- 施設病理診断依頼書と報告書のコピー(患者名、ID、生年月日などの個人情報を消去)、切り出し図、検体送付票を同封してください。検体送付票は、小児固形腫瘍観察研究のオンラインシステムにご登録のうえ、印刷してください。
- スタンプ標本の送り方を教えてください。
- 必ず95%のアルコールで30分間湿固定した後、風乾してお送りください。室温送付でも構いませんが、夏季に送付する場合は、冷凍便の方が望ましいです。