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ルーチンCTプロトコル推奨
小児CT検査の最適化
小児画像検査の最適化は、ALARAの原則に則って行うことは周知の事実ですが、日本のCT検査による医療被ばくは他国と比べても世界一です。そのような背景の中、近年、わが国でも撮影技術の標準化や被ばく線量低減の動きが盛んになっています。特に2015年に公表された国内初の診断参考レベル(DRL)、画像診断管理加算3、2020年4月からの線量管理の義務化などの追い風により、放射線検査の最適化に関する土壌は整った感があります。
しかしながら、DRLは目標値であって、画質が担保された値ではありません。よって最適化を目指すには、さらなる指針が必要になります。また小児は意思疎通が難しいことや放射線感受性が高いことから、親御さんにも目に見える防護の最適化が必要となります。
本サイトは小児検査を行ううえで知っていただきたい情報を集結しました。PIJONプロジェクトが医療被ばく最適化の一助になれば幸いです。
庄司 友和(東京慈恵会医科大学附属病院放射線部)
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教育動画
当センターの放射線診療部が、医療従事者向けにCT検査教育動画を制作しました。CT検査時の固定方法、頭部CTの被ばく低減に向けた取り組み、現在進行中の共同研究などご紹介していますので、ぜひご覧ください。