代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時〉

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女性外科/婦人科

基本情報

女性外科/婦人科は、女性総合診療センター内の婦人科領域を担当します。子宮筋腫や子宮内膜症などの良性婦人科疾患、月経困難症※1や月経前症候群※2など女性特有の病気や症状、月経や更年期などに関連したさまざまな症状を有する婦人科の患者さんに対応いたします。
女性外科/婦人科として開設しますが、女性外科は準備中です。将来的には、当該診療科で婦人科疾患の検査、診断を実施し、保存的治療のみならず外科治療の提供も目指します。準備ができ次第でご案内しますので、しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
当科の特長は、➀プレコンセプションケアセンターや国立成育医療研究センター内に設置されている小児科との連携が可能であり、思春期においては、慢性疾患を有するお子さんや、AYA患者さんなど思春期から性成熟期の移行期医療の中で婦人科の症状に対応できること。また、➁月経や更年期に関連して何となく体調が悪く、医療機関を受診しても、どこの医療機関でも異常なしと言われ、症状が改善しない患者さんに対して、よくお話を伺い、ホルモン療法や漢方療法などを用いて治療を行うことです。ただし、さまざまな症状がある場合、鑑別診断により器質的疾患の除外が必須になります。そのため、女性総合診療センター内の他科や院外の医療機関をご紹介することもあります。
また、婦人科のがんなど悪性腫瘍には当診療科では対応していません。悪性腫瘍、悪性腫瘍疑いにつきましては、医療連携を通して他のナショナルセンターあるいは専門医がいる医療機関にご紹介いたします。

※1:月経中に起きる月経に付随した症状で下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、嘔気、頭痛、倦怠感、下痢など。
※2:月経がはじまる前現れる抑うつや怒りなどの精神症状と乳房緊満感や腹部膨満感などの身体症状で月経開始後に症状が消失するもの。

診療内容・業務内容

女性外科設置の準備が整うまでは、外来診療のみとなり手術は行いません。診察、検査(採血、画像診断など)を行い、診断・治療を進めてまいります。

治療方針

女性総合診療センターとして女性内科、不妊診療科、女性精神科、女性歯科と連携して治療を進めていきます。
治療については、子宮筋腫、子宮内膜症などの良性婦人科疾患、月経困難症や月経前症候群など女性特有の病気や症状にはホルモン療法や漢方療法、月経や更年期などに関連したさまざまな体調不良にはホルモン療法や漢方療法を用いて対応をします。漢方療法は、望診、問診、聞診、切診※3を行い、患者さんの証(患者さんの漢方医学的病態)をみて、専門的治療を行います。漢方は女性によく効く、女性に優しい治療であり、女性の健康のためには重要な治療法です。
当科では、西洋医学的治療だけでなく東洋医学的治療も駆使して、患者さんの症状が改善し、日常生活の質が向上するように努めていきます。


※3:望診とは、身体各部位を観察して判断する方法。問診とは、声の状態や匂いなどで判断する方法。問診とは、直接話を聞いて判断する方法。切診とは、患者に直接触れて判断する方法。

専門分野

産婦人科一般 生殖内分泌 女性ヘルスケア 漢方医療 性差医療

対象疾患

  • 子宮筋腫 子宮内膜症 卵巣のう胞などの良性疾患
  • 月経困難症
  • 月経前症候群
  • 更年期障害
  • 慢性疾患を有する、あるいはAYA患者さんの思春期から性成熟に移行する時期における婦人科症状(無月経、稀発月経あるいは月経困難症など)

受診方法

受診には予約が必要です。予約センターに電話し、予約をお願いいたします。初めて受診(初診)される場合は、他の医療機関からの紹介状が必要です。
※紹介状をお持ちでない場合でも受診はできますが、別途選定療養費(11,000円)がかかります。

予約センター

03-5494-7300

月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時

スタッフ紹介

診療部長
小宮 ひろみ

医療従事者の方へ

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