代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時〉

  • アクセス・交通案内
  • 予約センター
  • MENU

こころの診療科

基本情報

こころの診療科では、一般の小児科や精神科では対応できないような、子ども(中学3年生まで)のこころの問題、乳幼児期の親子関係の問題と産後6ヶ月以内の周産期の女性のメンタルヘルスの相談に対応しています。
当科を受診する場合、まず、かかりつけの医療機関を受診するか、保健所などに相談してください。医療機関や保健所などからの紹介状を持参の方のみ、予約を受け付けます。
また当センターは精神科病棟がないため、興奮や錯乱、自殺企図といった症状を示す精神科救急には対応していません。御了承のほど、何卒よろしくお願いいたします。

子どものみなさんへ

こころの診療科は、子どものみなさんの相談に乗る場所です。お医者さんや、心理士さんや、色々な仲間がいて、みなさんの話を聞いたり、一緒に毎日が少し楽に過ごせる方法を考えたりします。少しでも、みなさんの力になれるように、みんなで待っています。

診療内容・業務内容

  1. 発達の遅れ
  2. 子どもの発達に関わる様々な問題
  3. 自閉スペクトラム症
  4. 注意欠如多動症(ADHD)
  5. 限局性学習症(学習障害:特に発達性ディスレクシア)
  6. 知的発達症
  7. 児童・思春期のこころの問題、心身症など
  8. 親子の関係性への支援
  9. 慢性疾患をもつ子どもと家族の心理社会的支援
  10. 周産期におけるメンタルヘルス (周産期・母性診療センターや地域福祉との連携を行い、安心安全なご出産・育児に向けて、精神科治療やカウンセリング等のメンタルヘルスの総合的ケアを提供しています。)

診療実績

乳幼児

­ 2021 2022 2023
ICD-10分類 初診 再診 初診 再診 初診 再診
症状性を含む器質性精神障害 0 0 0 0 0 0
精神作用物質使用による精神および行動の障害 0 0 0 7 0 7
統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害 8 55 3 45 2 14
気分(感情)障害 15 258 35 239 9 45
神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害 36 864 62 652 22 540
生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群 5 45 0 20 0 10
成人のパーソナリティおよび行動の障害 2 15 2 78 5 35
知的障害群 0 0 1 15 0 5
心理的発達の障害 69 1128 60 1005 16 640
小児期および青年期に通常発症する行動および情緒の障害 10 283 10 159 1 88
145 3159 173 2220 55 1377

児童・思春期

­ 2021 2022 2023
(1~9月)
症状性を含む器質性精神障害 2 3 2
精神作用物質使用による精神および行動の障害 0 0 0
統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害 4 15 12
気分[感情]障害 41 95 68
神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害 290 385 308
生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群 108 192 102
成人のパーソナリティおよび行動の障害 11 10 8
精神遅滞 132 169 102
心理的発達の障害 778 1027 1061
小児<児童>期および青年期に通常発症する行動および情緒の障害 448 526 537
合計 1814 2432 2266

受診方法

受診には予約が必要です。予約センターに連絡し、予約してください。予約の変更も予約センターで対応します。初めて受診(初診)する場合は、医療機関(医院、病院)からの紹介状が必要です。再診の方は、予約センターで予約してください。 担当医は、外来診療担当表をご覧ください。

LD外来について

様々な原因で学習困難(learning difficulty=LD)をきたしている小中学生のお子さんの診療を行っています。発達性ディスレクシアをはじめとした限局性学習症(学習障害)のお子さんが主な対象になります。現状を評価して、その対応策や指導方法などについてご家族と一緒に考えたいと思います。受診までに知能検査を受けて、医療機関からの紹介状を持参して下さい。予約は予約センター(03-5494-7300)でお願いします。
発達性ディスレクシア:知的能力が低くないにもかかわらず、デコーディング(仮名文字や単語を音に変換すること、または解読)が困難であるために、学童期早期から学習困難をきたします。これらは脳機能の障害によって起こり、正確に読んだり流暢に読んだりすることや、読んで理解することが難しく、書字にも困難をきたします。 発達性ディスレクシアの音読指導アプリの入手はこちら

リエゾンチームについて

入院中の方(小児・周産期)を対象にコンサルテーションリエゾンに関するチーム医療を行っています。

子どもリエゾン室について

慢性疾患をもつお子さんのアドボカシーサポートグラムを心理療法士、ソーシャルワーカーと連携し、診療しています。詳しくは、子どもリエゾン室のウェブページをご覧ください。
また2023年7月より集団精神療法を開始しました。集団で行う強みを生かした子どもの自律支援に関するグループワークを行っています。







スタッフ紹介

診療部長 医長 医員 フェロー
岡 牧郎
田中 恭子
黒神 経彦
岸本 真希子
千先 園子(併)
岡田 麻衣
大塚 達以
児島 正樹(併)
関戸 雄貴(非)
小川 悠(非)
北村 由美子(非)
吉川 尚美(非)
西ケ野 圭祐
小林 まどか
金田 美緒
唐沢 貴生
德田 はるか

(併)=併任、(非)=非常勤

医療従事者の方へ

2023年10月1日から乳幼児メンタルヘルス診療科、児童・思春期メンタルヘルス診療科、児童・思春期リエゾン診療科が統合され、こころの診療部からこころの診療科になりました。

ページトップへ戻る