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女性総合診療センターについて
女性総合診療センターは、女性の健康総合センター(Integrated Center for Women's Health: ICWH)の創設にあわせて、診療機能を拡充するため、病院内に設置しました。女性総合診療センターでは、ライフステージと性差を意識して診療を進めます。女性特有の症状や疾患はもちろんのこと、性別にかかわらず罹患する病気のうち女性が多い疾患に対して、女性内科、女性精神科、女性歯科が中心となり性差を意識した診療を実施していきます。また、患者さんを中心にした医療(Patient-centered medicine)を心掛け、体とこころを全人的にみる医療を提供します。
診療科としては、女性内科、女性外科/婦人科、不妊診療科、女性精神科、女性歯科を設置し、これらの5診療科が連携して患者さんを診療していきます。また、必要に応じて、成育医療研究センター内の周産期・母性診療センターや、他科、地域の医療機関とも連携をとっていきます。
※女性外科および女性精神科は準備中です。
センター長挨拶
女性総合診療センターは、女性が生涯健康で、生き生きと自分らしく生きることができるよう女性の健康総合センターの臨床部門を担当します。女性はライフステージごとにさまざまな健康課題を抱えます。本センターは女性特有の症状や病気だけでなく、男性に比較して女性がかかりやすい病気や病態も診療の対象になります。具体的には、子宮筋腫、子宮内膜症など婦人科の病気、月経困難症や月経前症候群、更年期症候群、女性が罹患しやすい内科疾患、うつや不安症などメンタル疾患、歯肉炎など歯科疾患などです。各科の専門医が担当しますが、センター内で連携をしてまいります。また、国立成育医療研究センター内には周産期・母性診療センターが設置されており、妊娠・出産に関すること、また産後のフォローなどに関しましては、綿密な連携をとってまいりますのでどうぞご安心ください。さらに、どこに行っても検査では異常ないが、めまい、動悸、疲れやすいなど体調が悪いという患者さんに関しましても、話をよく聞き、漢方療法などで治療してまいります。
国立成育医療研究センター内に設置される女性総合診療センターは、日本における総合診療の在り方を発信していく場でもあります。スタッフ一同、患者さんのため、また女性の健康推進のため精一杯診療してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
スタッフ紹介
センター長 | 医師 |
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小宮 ひろみ | 山口 晃史 荒田 尚子 三戸 麻子 久野 道 三小田 亜希子 樋口 秋津 後藤 美賀子 肥沼 幸 飯村 祐子 佐藤 志織 赤石 理奈 藤岡 泉 浦田 陽子 辰巳 嵩征 大岩 加穂子 兼子 恵理香 齊藤 亮 |