もみじの家
医療型短期入所施設「もみじの家」
小児医療の進歩により、多くの重い病気の子どもを救えるようになりました。しかし、救命され、病状は安定したものの、退院後も自宅で人工呼吸や中心静脈栄養などの医療的ケアを受け続けている子どもが全国に約2万人います。
子ども本人はもとより、24時間365日続くケアを担うご両親の負担は大きく、兄弟姉妹の生活も制限されます。地域社会の中で孤立しかねない状況にあります。
小児医療の進歩が生み出した、現在の日本の小児在宅医療の現実です。
2016年4月、国立成育医療研究センターでは、在宅で医療的ケアを受けている子どもと家族が最長で1週間滞在し、自由にくつろいで過ごすことのできる「もみじの家」をセンター敷地の南西の一角に開設しました。
豊かな遊びや学びのある、子どもにとって楽しく、子どもと家族が自宅のようにリラックスし安心して過ごすことができる、"第二のわが家"のような存在です。
もみじの家では、重い病気や障害があっても、その人らしく生きられる社会を創ることを目的に、活動を続けていきます。
診療実績
| 2021 | 2022 | 2023 |
---|---|---|---|
のべ利用者数 | 599 | 636 | 671 |
のべ利用日数 | 2508 | 2582 | 2750 |
1日平均利用者数 | 6.9 | 7.1 | 7.5 |
一次募集申込者数 | 763 | 794 | 923 |
新規登録者数 | 73 | 73 | 81 |