代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時〉

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母性内科

基本情報

母性内科では、妊娠前から産後までの期間を通じて、慢性疾患をお持ちの方の健康を総合的にサポートしています。特に膠原病などの自己免疫疾患を得意としていますが、それ以外の慢性疾患についても、当センター内外の診療科と連携しながら診療を行います。妊娠を考えている方、妊娠中の方、産後の健康管理が気になる方が安心して過ごせるようお手伝いいたします。

診療内容・業務内容


母性内科は、子どもの将来の健やかな成長を見据えた
お母さんの健康作りをサポートします。

母性内科のイメージ画像

妊娠前

  • 病状や治療内容に合わせた、一人一人にあった妊娠前の健康サポートを女性内科とともに提供します。
  • 病気と向き合いながら、安心して妊娠・出産に臨めるよう内科医の立場からサポートします。
  • 不妊診療科と連携し、不妊治療との両立もお手伝いします。

妊娠中

  • 持病をお持ちの方の妊娠管理や、妊娠中に起こる合併症の治療と管理を行います。
  • 安心して妊娠期間を過ごせるよう、適切な診療を提供します。

出産後

  • 産後の体調管理をサポートし、長期的な健康を見据えた診療を行います。
  • 当センターで出産されたことのない方でも受診は可能です。「なんとなく疲れて育児がつらい」、「体調が悪いけれど、どこに相談したらよいかわからない」そんなときはぜひ母性内科にご相談ください。

更年期

  • 関節痛や全身倦怠感が現れることがあり、関節リウマチとの区別が難しいケースがあります。女性外科/婦人科(準備中)と連携しながら適切かつ総合的な診断と治療を行います。

専門分野・対象疾患

膠原病・リウマチ性疾患

関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、抗リン脂質抗体症候群、シェーグレン症候群、高安病などの血管炎症候群、若年性特発性関節炎、ベーチェット病 など

自己炎症性疾患

家族性地中海熱 など

その他の内科慢性疾患(当センター内外の専門医と連携)

血液疾患:血小板減少性紫斑病、血栓性素因、血友病 など
消化器疾患:炎症性腸疾患 など
神経疾患:てんかん、免疫性神経疾患 など

先進医療・特殊検査

(1)治療・診療連携

  • 膠原病・リウマチ性疾患女性に対する妊娠前からの管理・相談(不妊診療科・産科と連携)
  • 膠原病・リウマチ性疾患合併妊娠の管理(産科合併症外来と連携)
  • シェーグレン症候群合併妊娠の管理(胎児心モニタリング:産科・胎児診療科と連携)
  • 更年期障害に伴う関節症状に対する診療(女性外科/婦人科と連携)

(2)検査

  • 関節超音波検査による妊娠中の関節リウマチの評価

(3)研究

  • 難治性抗リン脂質抗体症候群合併妊娠に対する大量免疫グロブリン療法
  • 難治性抗リン脂質抗体症候群合併妊娠に対するプラバスタチン療法
  • プラバスタチンによる妊娠高血圧症候群の再発予防試験(医師主導臨床研究)

診療実績

外来初診患者数

­ 2021 2022 2023
膠原病・リウマチ性疾患 74 82 64
血液疾患 14 13 18
消化器疾患 8 12 8
神経疾患 6 7 7

入院診療実績

母性内科では、年間30~40例程度の膠原病・リウマチ性疾患合併妊娠の入院診療を行っております。特に全身性エリテマトーデスや抗リン脂質抗体症候群の方の妊娠に関しては、豊富な診療実績があります。



膠原病の入院患者数のグラフ

患者会活動への参加

  • 日本膠原病友の会
  • 日本リウマチ友の会
  • 日本ベーチェット病友の会

受診方法

受信には予約が必要です。予約センターに電話し、予約をお願いいたします。初めての受診(初診)される場合は、他の医療機関からの紹介状が必要です。
※紹介状をお持ちでない場合でも受診はできますが、別途選定療養費(11,000円)がかかります。

予約センター

03-5494-7300

月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時

スタッフ紹介

診療部長 フェロー
金子 佳代子

医療従事者の方へ

研究内容

診療ガイドライン作成への参加

研修会

妊娠膠原病を考える会(1回/年)

学会活動

各学会における種々の疾患の妊娠管理ガイドライン作成への寄与

  • 日本リウマチ学会
  • 日本腎臓学会
  • 日本ベーチェット病学会
  • 日本妊娠高血圧学会

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