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会陰切開について
会陰切開ってなに??
どういうときに会陰切開をするの?
会陰切開は妊婦さん全員がするわけではなく、赤ちゃんの心音に異常があったり、吸引分娩や鉗子分娩の時に行います。
通常は会陰部が十分に伸びるのを待ちつつ、裂けてしまわないように赤ちゃんを取り出したいのですが、上記の理由から早く産んであげたい場合に行います。
どのくらい、きるの?
会陰切開は、5時の方向に切る場合と、7時の方向に切る場合と2パターンあります。切る長さは、赤ちゃんの頭の大きさや、会陰の伸び次第できまりますが、だいたい2~3センチ程度です。
痛いの??
局所麻酔をするので、切る時は痛みを感じません。出産後は、切った傷と自然にできた裂傷部を縫い合わせます。痛いみが強い場合は、局所麻酔を追加することもできます。抜歯は、5日目の退院時診察の際に行います。入院中しばらくは、縫った部分の痛みがあります
国立成育医療研究センターでの出産について
国立成育医療研究センターは、ハイリスクな方も、そうでない方も、すべての妊婦さんにご出産いただけます。
周産期の診療科は、産科、胎児診療科、不育診療科・妊娠免疫科、新生児科、産科麻酔科、母性内科、不妊診療科、周産期歯科があります。また、新生児集中治療室(NICU)を備える小児の総合病院でもあるため、出産後すぐの治療が必要な場合も、対応できます。
産科麻酔科では、医師が365日24時間無痛分娩に対応し、赤ちゃんの生まれるタイミングで安心して分娩に臨めます。
また、手ぶらで入院やお祝いディナー、里帰り出産、また上のお子さんの立会い出産にも対応していますので、ぜひ当センターでの出産をご検討ください。
初診の予約方法
患者さんご自身で予約センターへご連絡いただき、予約をお取りください。
早めの受診が必要な場合
医師の診断により早めの受診が必要な場合には、現在の主治医から医療連携室へご連絡をお願い致します。