【生後42日~90日の湿疹のお子さん対象】研究参加者募集のお知らせ
乳児期はお肌のトラブルが起こりやすく、特に乳児湿疹は食物アレルギーの発端となる可能性があります。国立成育医療研究センターアレルギーセンターでは、アトピー性皮膚炎の早期治療が食物アレルギー予防につながるかを検証するため、「DIFENSE Study」 を実施しています。本研究は治験ではなく、保険診療として湿疹治療を行います。アレルギー専門医による湿疹の治療、アレルギー検査、離乳食指導を行います。 生後1~2か月のお子さんで、お肌の湿疹や乾燥が気になる方は対象となる可能性があります。ご興味のある方は、詳細をご確認ください。
研究対象者
以下の条件を満たすお子さんが対象となります。- 生後42日~90日 以内のお子さん
- かゆみのある湿疹が出てから28日以内にアトピー性皮膚炎と診断されたお子さん
- 頭皮以外の全身に軽度以上の湿疹(乾燥を含む)があるお子さん
研究の流れとお願い
- 登録前スクリーニング
- 全身の乾燥肌の有無を確認します。
- 必要に応じて、一時的に保湿剤や外用薬の使用を中止していただくことがあります。
- 登録(治療開始)後、16週間の経過観察
- 4週後、8週後、12週後、16週後の計4回、定期的に受診していただきます。
- アトピー性皮膚炎の治療を継続します。
- 定期受診時の内容
- 計測、医師の問診、皮膚の診察を行います。
- 登録時と16週後に血液検査(アレルギー検査)を実施します。
- アレルギー専門医による離乳食開始に向けた指導を行います。
- 電子アンケートの回答
- 週に1度、電子アンケートへ回答をお願いします。
謝礼について
定期受診(4週後、8週後、12週後、16週後)ごとに2,000円分のクオカードをお渡しします。
お問合せ先
国立成育医療研究センター アレルギーセンター 研究事務局
TEL:03-3416-0611
E-mail:allergy_research@ncchd.go.jp(件名に「DIFENSE」といれてください)