救急診療科
基本情報
全ての子どもを受け入れ、緊急度に応じた診療を行っています。院内・院外を問わず小児救急医療に関する活動を行っており、小児救急医療を実践できる医師の教育を行っています。また、小児救急医療の充実のため、研究と情報提供を行っています。
小児の心肺蘇生・外傷診療などの救命救急診療からプライマリケアまで、幅広い診療を行っています。また、院内トリアージにより、緊急度・重症度に応じた診療を行い、必要に応じて、当院の専門診療科や地域の医療機関と連携しています。小児重症患者の施設間搬送も行っています。さらに、小児の事故予防の啓発や災害医療も行っています。
診療内容・業務内容
当救急センターについて
診療をご希望の方は、いつでも救急センターへお越しください
お子さんにとって、発熱などの急病やけがは突然おこるものです。
当救急センターは24時間365日複数名の小児救急センター医師で診療をおこなっています。
病気だけではなく、けがや、やけどなどの診療も行っております。
年間約2万人あまりのお子さん方が受診しています
2023年の実績:小児患者24,953名、救急車受け入れ4,248台
かぜ、おなかの痛み、けが、やけど など原因はさまざまです。
私たちの理念
- 具合の悪いお子さんを、いつでも誰でも受け入れます。
- 痛みや不安をもつお子さんとそのご家族のために、診療をおこないます。
- 病院が一体となって救急センターを運営します。
- 小児救急医療に関わる教育・診療活動に尽力します。
当センターのトリアージシステムについて
救急外来を受診されるすべてのお子さんのトリアージをします
お子さんの中には、よくある症状にも関わらず、重症な病状が隠れていることがあります。この様な隠れた病状に気づき、遅滞ない診療へと結びつけることができるのがトリアージです。
救急センターには多くの方が受診をされますので、緊急対応が必要なお子様を把握して迅速に対応するために、大変重要な役割を担っております。このため、救急車での受診を含めた救急外来を受診される全てのお子さんのトリアージを行います。トリアージの結果により、受付された順番と診察の順番が入れ替わることもありますが、ご理解の程お願い申し上げます。
トリアージナースが対応します
トリアージナースは、小児救急看護の経験を持ち、トリアージ基準を元に適切な判断のためのトレーニングを受けております。
待ち時間について
特に休日・夜間は混雑することが多くなります。診察をお待ちの間に、お子さんの状態に変化があった際には、遠慮なさらずに、トリアージナースに声をお掛け下さい。
地域の先生方との連携
かかりつけ医の先生方との連携を心がけております
紹介状(診療情報提供書)をご持参頂いた際には、当院での診療内容をご紹介頂いた先生に診療情報提供書として報告を致します。また、当院で実施した診療内容をかかりつけ医の先生に診療情報提供書としてお渡しすることも可能です。
クリニカルアドバイザー
地域の先生方に救急センターの診療アドバイザーとしてご協力をお願いしております。
子どもの診療が可能な世田谷区の夜間・休日診療所
NO | 施設名 | 所在地 | 電話 | 診療時間(受付時間) |
---|---|---|---|---|
1 | 世田谷区医師会付属 子ども初期救急診療所 |
松原 6-41-8 |
(03) 5301-0899 |
月-金 19時30分〜22時30分(22時00分まで) 土 17時00分〜22時00分(21時30分まで) 日・祝日・年末年始 9時00分 〜22時00分(21時30分まで) |
2 | 世田谷区医師会付属 烏山診療所 |
南烏山 6-22-14 |
(03) 3308-8229 |
土 17時00分〜22時00分(21時30分まで) 日・祝日・年末年始 9時00分〜22時00分(21時30分まで) |
3 | 玉川医師会診療所 | 中町 2-25-17 |
(03) 5707-6811 |
月-金 19時30分〜22時30分(22時00分まで) 土 17時00分〜22時00分(21時30分まで) 日・祝日・年末年始 9時00分〜22時00分(21時30分まで) |
電話相談について
電話でのお問い合わせには事務職員が対応致します
医師・看護師は、受診されているお子さんの診療に従事しているためです。電話相談は下記もご参考にしてください。
#7119
東京消防庁「救急相談センター」
24時間年中無休
<つながりにくい場合> 23区内 03-3212-2323 多摩地区 042-521-2323
#8000
(プッシュ回線のみ)東京都福祉保健局「母と子の健康相談 (小児救急相談)」
平日 17時00分-22時00分, 土日祝日・年末年始 9時00分-17時00分
<プッシュ回線以外の電話から> 03-5285-8898
受診方法
救急センターを受診される方へ
- 当救急センターは、24時間365日診療をしております。
- 診療を希望される方は、いつでも、直接お越し頂けます。医師・看護師は受診されているお子さんの診療に従事しておりますので電話でのご相談は、事務職員が対応します。
- 小児救急医が診療致します。
診療のながれ
受付 | 救急センターは、24時間365日診療をしております。直接お越しください。 |
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トリアージ | トリアージナースが病状や体温・脈拍などを診ます。 病状の把握をして緊急度を判断します。 多くの方が受診される救急外来ではトリアージは大切な役割を担っております(当センターのトリアージシステムについて)。 |
医師の診察 |
救急センターの医師が診療を行います。
ほとんどのお子さんは救急センター医師の診療で帰宅されます。
病状により入院, 専門医の診療が必要となる場合があります。
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電話相談について
電話でのお問い合わせには、事務職員が対応致します。
医師・看護師は、受診されているお子さんの診療に従事しているためです。
医療についての電話相談は、下記もご参考にしてください。
#7119
東京消防庁「救急相談センター」
24時間年中無休
<つながりにくい場合> 23区内 03-3212-2323 多摩地区 042-521-2323
#8000
(プッシュ回線のみ)東京都福祉保健局「母と子の健康相談 (小児救急相談)」
平日 17時00分-22時00分, 土日祝日・年末年始 9時00分-17時00分
<プッシュ回線以外の電話から> 03-5285-8898
ご紹介の方法の案内
- 原則、お電話なく紹介状を持参して救急外来を受診していただく(専門診療科の診療は各診療科の予約が必要です)。
- 医療連携室へ、お電話(平日時間内)をお願いいたします。
- お子さんの具合が悪く、救急車などが必要そうな場合は、救急診療科の医師にご相談ください。
転院搬送の方法の案内
「小児集中治療室(PICU)への転院・搬送」のページをご覧ください。