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大動脈スイッチ術
大動脈スイッチ手術(ジャテーン手術と呼ばれることもあります)は大血管転位症に対する根治術として行われる手術で、人工心肺を使って心臓を止めて行います。大動脈と肺動脈を入れ替えて、冠動脈(心臓を栄養する動脈)も同時に移し替えます。
【大動脈スイッチ手術(完全大血管転位(Ⅰ型)の場合】
【大動脈スイッチ手術(完全大血管転位(Ⅰ型)の場合】
手術前 |
手術後 |
大動脈スイッチ手術は、通常生後2~3週以内に行われます。2~3kgの赤ちゃんの冠動脈を移し替えるという非常に繊細な技術を必要とする手術です。
大動脈スイッチ手術の後の完全大血管転位症の予後は比較的良好です。ただし、1)大動脈弁閉鎖不全(もとの肺動脈弁)、2)肺動脈、大動脈の狭窄、3)冠動脈の吻合部の狭窄の有無などについて注意深く経過を観察する必要があります。 約1割程度の患者さんで再手術やカテーテル治療が必要になることがあります。
大動脈スイッチ手術の後の完全大血管転位症の予後は比較的良好です。ただし、1)大動脈弁閉鎖不全(もとの肺動脈弁)、2)肺動脈、大動脈の狭窄、3)冠動脈の吻合部の狭窄の有無などについて注意深く経過を観察する必要があります。 約1割程度の患者さんで再手術やカテーテル治療が必要になることがあります。