小児救急看護認定看護師
救急センターは、小児救急患者とその家族の抱えるさまざまな問題について、子どもとご家族にとって何が一番大切なのかを考えながら、適切な医療が行えるように支援する役割を担っています。
当施設の救急センターには3名の小児救急看護認定看護師が配置されています。私たちが取り組んでいる活動のひとつに、スタッフの支援があります。救急センターの看護師は、患者さんが来院したときの状態を確認し、緊急度に応じて適切な医療へと結び付けていくための緊急度判定(トリアージ)を行なっています。そのため、的確な緊急度判定が行われるための支援を行なっています。また、小児救急の質を向上するための活動として、子どもは急に病状が変化することがあるため、変化に対応できる看護師を育成するための支援を行なっています。
それから、多くの子どもが思いがけない事故により救急センターを受診しています。そのため、ひとつひとつの事故の情報を収集し、外部の機関に情報を提供し、同様の事故が繰り返されないための活動を行なっています。これらの活動を通して私たちは、子どもの救急への対応はもちろんのこと、健やかな成長発達のために家族を含めた支援を続けていきたいと考えます。