【研究へのご協力のお願い】離乳食期から開始できるナッツのレシピ試作・試食会のご案内
消費量の増加を背景に2014年以降ナッツ類のアレルギーが急増しています。
「二重抗原曝露仮説」が食物アレルギーの基本的な考えになっている昨今、この仮説をもとに、お肌をツルツルにして乳児期の早期経口摂取を開始することがアレルギー発症予防になることや、鶏卵やピーナッツなどの早期摂取による予防効果について臨床試験でも実証されているにも関わらず、ナッツ類は窒息や誤嚥の懸念から5歳未満での摂取はさけるべきとされています。また、ナッツの自宅での早期摂取がなかなかすすめにくい現状も明らかになりました。
そこでアレルギーセンターでは、離乳食期でも摂取開始できるようなナッツのレシピを離乳食のエキスパートである管理栄養士や保護者などと相談しながら開発し、そのレシピでご自宅でも簡単に継続して召し上がることができるかどうかを検討する研究を行っています。
生後5-18か月の離乳食期のお子さまがいらっしゃる方を対象としております。
当センターで試作・試食会を行いますので、ぜひご参加ください。
レシピのご説明やお子さんへの食べさせ方などもアレルギー専門医が指導いたします。
詳細は研究パンフレットをご覧ください。ご参加希望の方はお申込みフォームからお願いいたします。
※二重抗原曝露説とは
炎症のある皮膚から食物アレルゲンが侵入するとアレルギーを起こすが、適切な量とタイミングで 経口摂取された食物は、むしろアレルギー反応をおさえる免疫寛容を誘導するという仮説。
研究名
多職種による次世代離乳食レシピ開発(授乳と離乳のガイド改定にむけて)
対象者
生後5-18か月の離乳食期の乳幼児とその保護者の方(ただし、アトピー性皮膚炎の方、食物アレルギーの方、小麦を摂取したことがない方はご参加いただけません)
試作・試食会
2024年11月17日(日)10時00分~12時30分
2024年11月17日(日)13時30分~16時00分
2024年11月30日(土)10時00分~12時30分
2024年11月30日(土)13時30分~16時00分
※いずれの回も内容は同じです。ご参加は1回だけです。
開催場所
国立成育医療研究センター
お申し込み方法
こちらの申込フォームからお願いいたします。お問合せ先
国立成育医療研究センター アレルギーセンター 研究事務局
TEL:03-3416-0611(平日9時00分~17時30分)
E-mail:allergy_research@ncchd.go.jp(件名に「レシピ開発」といれてください)