院内案内図
院内案内図
レストラン | 12階 | |
---|---|---|
病棟 | 11階 | 外来 |
病棟 | 10階 | 病棟 |
病棟 | 9階 | 病棟 |
病棟 | 8階 | 病棟 |
病棟 | 7階 | 病棟 |
病棟 | 6階 | 病棟 |
コインランドリー 家族休憩室 |
5階 | 売店 |
手術室 病棟 |
4階 | 病棟 |
生理検査受付 | 3階 | 外来 |
外来中央処置室 採血・採尿受付 外来 |
2階 | 外来 |
放射線受付 救急センター |
1階 | 総合受付 豆の木広場 講堂 |
リハビリテーション室 売店 |
地下1階 | ベーカリーショップ ボランティアショップ ボランティア室 |
外来フロア案内図
※地図をクリックすると拡大します。
バリアフリー情報
駐車場 | 駐車場 | |
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車いすマーク駐車場 | ||
敷地内通路(建物前) | 平坦 | |
主な外部出入り口 | 自動ドア | |
トイレ | 洋式トイレ | |
おむつ交換台 | ||
車椅子使用者利用トイレ | ||
オストメイト対応トイレ | ||
誘導案内 | 視覚障害者誘導用ブロック | |
点字案内板 | ||
昇降設備 | エレベーター | |
車いす対応エレベーター | ||
点字・音声付エレベーター | ||
その他 | 車いす貸出し | |
授乳室 | ||
AED |
グリーン・ホスピタル
地球環境の健康を取り戻し、未来の子供たちの健全な生活を確約するためには、建築計画の上においても環境への配慮が求められています。人の健康をあずかる病院建築においては、なおさら環境に優しく人に優しい「グリーン・ホスピタル」を作り出していくことが求められていると言えます。国立成育医療研究センターでは、環境との共生をさらに発展させるべく、成育ガーデンを中心 とした「ガーデンホスピタル」を実現させています。
ガーデンホスピタル
これまでの病院計画においては、作業の効率面のみを重視して車や物品の出入り口を計画することが多く、その結果病棟の足元は駐車場やサービスヤードに占領されて、患者や家族が療養のために出て行く場がどこにもない事例が一般的でした。病院が従来の治療の場から、治癒の場へと患者主体にパラダイムシフトするためには、自然環境とのふれあいの場を確保することが求められてきています。当センターの計画に際しては、緑や水とふれあうことのできる療養庭園を主軸として全体計画を行っています。敷地中央にまず緑地を確保し、それを取り囲むように西側に病院本館を配置し、東側に研究所を整備しています。車の進入路やサービスヤードは、建物の外周辺に追いやり、中央に療養のための「成育庭園」を創り出しています。
「成育庭園」はサンクンガーデンになっており、半階分低い位置に計画されています。来院者は一般的に玄関のある1階からアプローチしますが、半階分下りて成育庭園から院内にアプローチすることもできます。車やサービスのアプローチは、庭を取り囲む建物群の外周に設けており、庭園側は歩行者専用の空間としており、子どもたちや家族、来院者は安心して庭で寛ぎ療養することができます。
「成育庭園」では、随時催し物やプレイパークが開催され、病院利用者だけでなく、広く地域市民に開かれた健康の広場となります。また、病棟からこの広場の活動を見ることを通じて、入院生活に潤いを与えると共に、社会復帰への意欲を高める手助けとなることを願っています。
またこの「成育庭園」は、正面入口の世田谷通りから裏側の世田谷運動公園へ通り抜けることができ、さらにその先の広大な砧緑地を通って世田谷美術館の先を抜けると用賀プロムナードにつながっています。このようにして当センターは都市の緑陰歩道計画の流れの中に位置づけられるといえます。
あまり活動が許されない子どもたちのためには、病棟生活の中においても戸外の自然環境とのふれあいが手軽にできるように、病棟や院内学級、パジャマストリート(5階通学路)には屋上庭園を設けており、他の来院者に気兼ねすることなく病衣(パジャマ)のままで戸外での活動を楽しむことができるようにしています。
「成育庭園」では、随時催し物やプレイパークが開催され、病院利用者だけでなく、広く地域市民に開かれた健康の広場となります。また、病棟からこの広場の活動を見ることを通じて、入院生活に潤いを与えると共に、社会復帰への意欲を高める手助けとなることを願っています。
屋上庭園
プログラムに応じて、子どもたちはこの成育庭園に出ることができ、少し活動が許される子どもたちは、その先の「リハビリサーキット」や「陽だまり広場」まで出かけて遊ぶこともできます。またこの「成育庭園」は、正面入口の世田谷通りから裏側の世田谷運動公園へ通り抜けることができ、さらにその先の広大な砧緑地を通って世田谷美術館の先を抜けると用賀プロムナードにつながっています。このようにして当センターは都市の緑陰歩道計画の流れの中に位置づけられるといえます。
あまり活動が許されない子どもたちのためには、病棟生活の中においても戸外の自然環境とのふれあいが手軽にできるように、病棟や院内学級、パジャマストリート(5階通学路)には屋上庭園を設けており、他の来院者に気兼ねすることなく病衣(パジャマ)のままで戸外での活動を楽しむことができるようにしています。
DV空調システム
病棟の空調システムとして、これまでの部屋全体の空気をかき混ぜる空調システムを見直し、快適で防臭効果があり、省エネにもなるDV空調システム(Displacement Ventilation System)を開発し採用しています。DV空調システムとは、新鮮な空気を床面近くから給気し、室温により暖められた空気が次第に上昇したものを天井面から排気する自然層流により置換換気していく方式の空調システムです。自然層流方式であるため、部屋の空気を不必要に攪拌することがなく、各病床において、常に新鮮で均質な空気環境にいることができ、感染防止を図れると同時に防臭効果があります。また冷房時も暖房時もほぼ室温に近い温度で空調すれば良いので、省エネルギー効果も期待できます。
厨房天井換気システム
厨房内の天井にフードがなく、天井全体がシステム天井になっている方式です。厨房天井換気システムは、厨房内の壁から壁までの天井全体を覆い、給気ユニット・給気・排気ビーム・排気口・グリース除去装置・天井パネル・照明等を一体に組み込んだ天井密閉型の天井換気システムである。調理廃熱・排気の熱対流を利用し、排気量は給気に対し、多めに設定し汚染された熱気は自然に上昇して完全に排気口に吸い込まれるので従来方式にくらべ、衛生環境にすぐれています。分別ゴミ箱(リサちゃん)
環境汚染・破壊を食い止めるためには、ゴミはきたないもの、捨てるものとする考えを改め、ゴミを資源として活用する循環型社会を構築しなくてはなりません。これからの地球の環境保全を担う子どもたちに、まずゴミの分別を身近なものにしていくことが大切です。当センターの整備にあたり、子どもたちに親しみやすい分別ゴミ箱をオリジナルにデザインしました。ゴミ箱に子どもたちの分別収集の手助けをするヒューマノイドとしてのキャラクター性を持たせている。名前はゴミのリサイクルから「リサちゃん」としています。
リサちゃんは分別ゴミに応じて5つの表情を持っています。
- 両目を見開いたグリーン 「ペットボトル」
- 両目を見開いたオレンジ 「ビン・カン」
- ほほえんだ口のブルー 「新聞・雑誌」
- 口を大きく開けたブルー 「もえるゴミ」
- 口を大きく開けたイエロー「もえないゴミ」