一般社団法人日本小児総合医療施設協議会について

日本小児総合医療施設協議会 The Japanese Association of Children’s Hospitals and Related Institutions （JACHRI:ジャクリ）は、昭和40年に国立小児病院が開設されてから3年後の昭和43年に発足し、小児医療の不採算性の問題や、小児医療をとりまく様々な問題の解決に向けて、活動して参りました。

当会の会員施設となるための要件は、小児の特殊性に配慮がされた医療、看護、設備等を提供でき、小児関連病床が原則として100床以上設置され、小児医療の研究、教育が行われている小児の専門施設であることです。 令和2年12月現在、会員施設数は全国に38施設あり、成育医療研究センター内に事務局があります。なお、認定施設には認定証を事務局より年１回お送りしております。

JACHRI会員施設は、未来を担うこどもたちの命と権利を守る砦として、子どもたちの健やかな成長に必要な保健・医療・療養・療育環境を実現するために、協力して、厚生労働省への診療報酬改訂要望書の提出や、施設間の情報共有による問題解決を図っています。

※服薬指導や服薬介助について小児医療現場で培った事例を集積した「乳幼児・小児服薬介助ハンドブック」を編集し、じほう社より出版しています。本書は多数の医療施設や調剤薬局で利用いただいています。