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好酸球性胃腸炎、好酸球性食道炎


好酸球性胃腸炎、好酸球性食道炎とは

アレルギーや寄生虫感染で増える「好酸球」という免疫細胞が消化管の粘膜に集まり、炎症を引き起こす疾患です

消化管由来の症状があると同時に、消化管内視鏡と組織検査によって、炎症の範囲が食道のみに限られている場合は「好酸球性食道炎」と診断され、それ以外に炎症がある場合は「好酸球性胃腸炎」と診断されます。

好酸球性食道炎は、主に食べ物を飲み込みにくい、のどにつかえる症状があり、好酸球性胃腸炎は、腹痛、嘔吐、下痢、血便、腹水、体重減少など、様々な症状が見られます。年齢は乳児からご高齢の方までいらっしゃいます。当センターでは、国の方針に基づいて、成人前の年齢の患者さんを中心に、妊娠出産に関わる患者さんについても診療しています。

好酸球性消化管疾患については「好酸球性消化管疾患 患者さん用情報WEBサイト」でも詳しくご説明しています。


好酸球性胃腸炎、好酸球性食道炎の検査・診断

この病気が疑われた場合は、当センター消化器科(消化管アレルギー科)に依頼、上部および下部消化管内視鏡、組織検査を行って、診断を行います。


好酸球性胃腸炎、好酸球性食道炎の治療と国立成育医療研究センターの方針

好酸球性胃腸炎は、標準治療であるステロイド内服をはじめ、必要な患者さんには、食餌療法を行う場合があります。好酸球性食道炎は、国際診療ガイドラインに基づいて、制酸剤内服、吸入ステロイド嚥下療法、食餌療法などを行います。いずれも、患者さんの病状、ニーズに合わせて長期的な症状寛解を目指します。同時に副作用をなるべく出さず、生活の質を保ち、成長発達が得られるように心掛けています。

厚生労働省難治性疾患 好酸球性消化管疾患研究班作成


受診方法

外来は、救急センターを除いてすべて予約制ですので、当院で受診される方は『事前予約』が必要です。

国立成育医療研究センターでは、事前予約制を導入しております。当院での受診を希望の方は他院からの診療情報提供書(紹介状)をお手元にご用意の上、予約センター(電話 03-5494-7300)で予約をお取りになってからご来院ください(予約取得時に、紹介状の確認をしております)。紹介状をお持ちでない場合、別途選定療養費がかかります。詳しくは、予約センターにお問い合わせください。
なお、緊急で受診が必要なときは、現在かかっている医療機関の医師から直接、医療連携室(TEL:03-5494-5486 (月~金 祝祭日を除く 8時30分から16時30分))へご連絡をお願い致します。

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